初めまして。
お片付け屋 まる助を運営しております、株式会社太助の代表の矢澤です。
弊社では、八王子市近郊を中心に、遺品整理や生前整理を中心にお片付けに関するご相談を承っております。
今回から、遺品整理や生前整理を検討されている方に向けて、作業を進める際に知っておきたいことや、遺品整理のポイントなどを専門家の目線から分かりやすくご紹介してまいります。
初めて遺品整理を経験される方の中には、「何から始めればよいのか分からない」「すぐに片付けなければならないのか」「残すものと手放すものをどのように判断すればよいのか」と悩まれる方も少なくありません。
遺品整理は、家具や家電、日用品などを単純に片付ける作業ではありません。
故人様が大切にされていたものをご家族で確認し、今後も保管するもの、形見として分けるもの、売却やリサイクルを検討するもの、手放すものなどに仕分けていく大切な作業です。
そこで今回は、「遺品整理を行う際に最初に考えること」をテーマに、作業を始める前に確認しておきたいポイントをご紹介いたします。

まずは遺品整理を行う目的を整理する
遺品整理を始める際に、最初に考えていただきたいのが「何のために、いつまでに整理を行うのか」ということです。
遺品整理が必要となる理由は、ご家庭によって異なります。賃貸住宅を退去するために早急な片付けが必要な場合もあれば、空き家となったご実家を今後どうするか検討するために整理を始める場合もあります。
また、相続手続きに必要な書類や貴重品を探すことが目的となるケースや、ご家族が集まる時期に合わせて少しずつ形見分けを進めたいというケースもあります。
目的や期限を決めないまま作業を始めてしまうと、目についたものから手当たり次第に片付けることになり、必要なものまで誤って処分してしまう可能性があります。
まずは、ご家族で遺品整理を行う理由と、おおよその期限について話し合うことが大切です。

すぐに処分してはいけないものを確認する
遺品整理では、片付けを始める前に、捨ててはいけないものや探しておくべきものを確認する必要があります。
特に注意したいものとして、以下のようなものが挙げられます。
①通帳・印鑑・現金・有価証券
通帳や印鑑、現金、株式や保険に関する書類などは、相続手続きに関係する可能性があります。

机や棚の中だけでなく、衣類のポケット、鞄、箱、封筒、本の間などに保管されていることもあるため、慎重に確認しなければなりません。
②契約書・権利書・保険関係の書類
不動産の権利書、賃貸借契約書、生命保険証券、年金関係の書類、公共料金の明細なども重要です。
契約内容によっては、解約や名義変更などの手続きが必要になるため、書類はすぐに処分せず、一度まとめて保管しておくことをお勧めします。
③スマートフォン・パソコン・手帳
スマートフォンやパソコンには、連絡先や写真、各種サービスの登録情報などが残されている可能性があります。
また、手帳やメモ帳に、口座情報や契約内容、知人の連絡先などが記載されていることもあります。
初期化や処分を行う前に、必要な情報が残っていないか確認することが大切です。
④写真・手紙・思い出の品
写真や手紙、賞状、趣味の品などは、一度手放してしまうと取り戻すことができません。
作業中に判断できないものが出てきた場合は、その場で処分を決めるのではなく、「保留するもの」として別に分けておくと安心です。

ご家族や相続人の間で認識を合わせる
遺品整理を一人の判断だけで進めてしまうと、後からご家族や他の相続人との間でトラブルになる可能性があります。
ご自身にとって不要に見えるものでも、他のご家族にとっては大切な思い出の品かもしれません。
また、時計、貴金属、骨董品、ブランド品、コレクションなど、財産的な価値があるものが含まれている場合もあります。
そのため、作業を始める前に、誰が中心となって整理を進めるのか、どのようなものを残すのか、形見分けはどのように行うのかを話し合っておくことが重要です。
特に相続に関係する可能性があるものについては、遺産分割の内容が決まる前に、特定の方が勝手に持ち出したり処分したりしないよう注意が必要です。

自分たちで対応できる範囲を考える
遺品整理をすべてご家族だけで行うのか、一部または全部を専門業者へ依頼するのかについても、早めに検討しておきましょう。
遺品の量が少ない場合や、作業する時間を十分に確保できる場合は、ご家族で少しずつ整理できることもあります。しかし、一軒家や長年住まわれていた住宅では、想像以上に多くの家財が残されていることがあります。
大型家具や家電の搬出、階段を使用した運び出し、大量の日用品の仕分けなどは、体力的な負担が大きく、作業中にけがをする危険もあります。
また、八王子市近郊にあるご実家を整理したいものの、現在は遠方に住んでいるため、何度も現地へ通うことが難しいという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、無理にすべてをご自身で行おうとせず、専門業者へ相談することも一つの方法です。
業者へ依頼することで、仕分け、搬出、片付けなどを効率的に進めやすくなり、ご家族は残しておきたいものや確認が必要なものの判断に集中できます。

まとめ
今回は、遺品整理を行う際に最初に考えることについてご紹介いたしました。
遺品整理を始める際は、まず作業の目的と期限を整理し、通帳や印鑑、契約書、写真など、残しておくべきものを確認することが大切です。
そのうえで、ご家族や相続人の間で認識を合わせ、ご自身たちで対応できる範囲と、専門業者へ依頼する範囲を考えていきましょう。
お片付け屋 まる助では、八王子市近郊を中心に、遺品整理や生前整理に関するご相談を数多く承っております。
「何から始めればよいのか分からない」「家財が多く、自分たちだけでは片付けられない」「八王子市にある実家を整理したいが、遠方に住んでいる」といったお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
お客様のお話を丁寧に伺い、住宅の状況やご希望に合わせた整理方法をご案内いたします。
今回のコラムが、遺品整理を考え始めた方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後も、遺品整理や生前整理に関する情報を分かりやすくお届けしてまいりますので、お片付け屋 まる助を何卒よろしくお願いいたします。